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三日目勝因敗因

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二日目勝因敗因

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初日・勝因敗因

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決勝インタビュー

村上義弘
吉田君と話して別でやる事にした。頑張ってくれるだろうが、こう言う時にだけ付けるのも…。
次が近畿地区の共同通信社杯だが、目先のレースに集中したい。
いつも通りのレーススタイルで優勝を狙っていく。
岡田征陽
失格になった康多の分も頑張りたいね。俺が抜きに行くタイミングが早かったかも。
それで迷惑をかけたかもしれない。決勝は地元の藤田君。
好きなレースで構わないし、その与えられた展開の中で勝ちにいく。
林　雄一
ここで村上さんの番手へは行けない。海老根さんは、いつも頑張ってくれるから千葉コンビの後ろへ。
今回は絶好調でもないし、好調でもないし、普通ぐらい。
あとは最後まで諦めない自分らしい走りをやる。それで２、３着に入れれば得意の形になる。
吉田敏洋
準決は組み立ての失敗もあったが、届いて良かった。初日のスピードが良かったし、かなり戻っていると思う。
村上さんと話し、単騎で走る事になった。行けるタイミングで思い切って仕掛けたい。
海老根恵太
二次予選のイン粘りも、たまには効果的ですね。
どうしても捲りで味をしめているから、位置に淡泊なところがある。
今日みたいに決まってしまう事もあるので（苦笑）。
今回は今年初めての記念。もうSSでもないから、なかなか呼ばれないので。
その中で結果を出せたのは嬉しい。村上さんが強すぎるが自力で優勝を狙う。
藤田竜矢
大宮記念の決勝は３回ぐらい乗っていて、西武園記念の決勝は２度目。
未勝利だが自分のレースはやれていると思う。まだ記念の優勝はない。
地元で勝てたら最高ですね。ラインもシッカリしているので自力で頑張っていく。
萩原孝之
他の南関の選手には悪いけど４番手では…。それで我がままを言い村上さんの番手へ行く事にした。
もちろん、今回が初連係。異次元の強さだし離れないようにしたい。
武井大介
今回の海老根さんはヨコを使ったり、タテのスピードが良かったりと乗れていますね。
僕は初日の村上さんの番手を狙う競走で気合が入ったのかもしれない。
林さんも含め海老根さんと３人で決まれば良いですね。シッカリ番手で仕事をしていく。
芦沢大輔
関東で連係して埼京ラインの後ろへ。
前でやっても良いと思いましたが藤田さんの意向で固めるレースになりました。
前の２人は強いし、３番手でもチャンスはあると思います。
あとは気持ちで負けない様に頑張りたいですね。


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初日全選手インタビュー

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コンドルの眼

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武田一康
　コンドル出版社代表取締役社長。
　昭和23年4月24日生まれ。
両親の跡を継ぎ19歳から予想業に携わる。
新聞業務は実弟の圭二氏（小倉競輪キャスター）、
そして幸三氏との巧みな連係プレーで毎日円滑に製作されている。
　競輪歴50数年のキャリアに裏打ちされたデータと情報を基に、歯に衣を着せぬコメントで競輪界の矛盾や問題点を様々なかたちで提起しており、
いわば業界のご意見番的存在。

最近の口癖は「おぉう、同年代の連中はみんな定年やら引退やらで現場から離れてしまった」。
　去年３月の地元ダービーを終えると、燃え尽き症候群に陥ってしばしのあいだ休養していたが、
５月宇都宮記念から完全復帰を果たした。
時には２０００グラムのステーキをペロリとたいらげ、毎朝約１時間の散歩をノルマに課すなど、
心身ともに充実しており、鋭い舌鋒は激しさを増すばかり。
　e-SHINBUN１、２位の売り上げを誇る肥後のマンモス新聞を取り仕切る御大は、
まだまだ手綱を緩めず、すべては競輪界のためにと健筆をふるっている。
　ちなみに趣味はゴルフとスーパー銭湯、そして愛犬の散歩にドラマ鑑賞と幅広い。
とくにサスペンスドラマは大のお気に入りで、
土曜サスペンス劇場や松本清張シリーズには目がない。

三日目
西武園記念の３日目は、何かに呪われているかの様な絞れないレースが続いてましたが、最終レースに事故が、私に言わせれば番組の責任としか、平原康多と岡田征陽を３日間一緒にしたのは仕方ないなら、どうして藤田竜矢と稲村好将を入れ替えなかったのか、売り上げを考えて、地元有利にしたいなら、そこまでやるべき。
そうすれば芦澤大輔に稲村と成り、山崎芳仁は飛ばずに済み、最終レースは落車もなく、平原ー岡田で決まり、決勝戦は大いに盛り上っただろうに残念で堪りません。
失格は当然、平原が真直ぐ走ってたら、４着に沈んだかも知れませんが、落車事故は無かった訳ですから、何とか助けたいと岡田征陽を審議にしたのはナンセンス、反省するならこゝだけかと思ってますが。
売り上げは２０億は越えても、年金直後にしては残念な結果かも、それでも前回の武雄記念には負けないかもが私の予想です。
地元の平原は消えましたが、これで一人横綱に成った村上義弘が目立つ事、目立つ事、インタビューも堂々としてたし、決勝のメンバーなら、４連勝は確実だろうが世間の想定。
不安は４日間自力を強いられる事の疲れ、これまでは近畿の仲間が助けてくれてた事を想えば、もし逃げ切るか捲りで４連勝なら、正に超人、そして鉄人と言わざるを得ません。
番手には何故かラッキー一本の萩原孝之。
吉田敏洋は村上が絶対に近畿以外の自力型には行かないのを手本にしての単騎自力、これ又立派な選択、関東は地元、藤田竜矢に岡田征陽ー芦澤大輔。
心情として岡田の番手捲りは無いと考えるが自然ですが、村上相手ならで出た時は、芦澤が恵まれる事に成ります。
尚３日目に深谷知広がイベントに参加してテレビ出演の大サービス。それはそれでファンは喜んでも、前回の武雄を考えたら、共同杯まで間がないのに、練習しているのが人気選手としては当然なのでは。
本人は義理もあり断れれなかっただろうと思いますが、深谷クラスには何億と言うお金が賭けられる事を考えたら、そんなサービスは引退してからで充分。
車券の対象である以上は、ファンにそこまでサービスせず、プロであるなら、距離を置いて私生活同様、素顔をさらけ出すのも極力避けて、シークレットにすべきが、私の持論です。
芸能人でなく、又野球・サッカー・ゴルフみたいに入場料とコマーシャル、テレビ放映で飯喰ってるプロとは違い、ファンから車券を買って貰い、賞金が捻出されてるんですよ、よからぬ者が居て危害を加えないとも限らないのが現在の世の中、ボストンの事件もそうですが、選手とファンも直接のインタビューは考える余地があると思いますが。


二日目
西武園記念の２日目は最終レースを村上義弘がしっかり締め括ってくれたので何とか格好は付きましたが、
８Ｒで絶対本命の大塚健一郎が鐘カマシの竹内雄作を庇い過ぎてハコ４の屈辱。
この原因は、セーフでも良かった京王閣記念・立川ダービーの失格で事故点が１００点を越えては精神面もあっての大チョンボ。
ペナルティのリスクを背負ってまで中途欠場したのは、今月にもう一本、共同杯を控えてるから。
大塚の肩を持つ様ですが、失格判定は流れをちゃんと見て、下す事が必要だし、
中途欠場のペナルティに泣いてるのは選手だけでなく、気持の切れた欠陥品を買わされる主役であるファンはそれ以上。
これを続けていれば、良識あるファンは確実に離れてしまい、競輪の行く末はお先き真暗。
早く撤廃して、やる気がある者ばかりを走らせて下さい、心の底からお願いします。
売り上げは初日より上がるかと思ったら、年金効果は日毎に落ちて行くのかダウンしたのは、年金以外の原因があったのかも。土・日で挽回するしかありません。
準決の３番はＳ・Ｓ班３人を分けるため、苦肉の策で平原康多と岡田征陽を形状、３日間一緒にする大英断。
売れてこそ競輪事業であれば、これもありかなと強く感じた次第です。
調子良いのは村上義弘に、湊聖二。後は展開次第が私の見た眼。

ショートヒントは、１Ｒは思い切って「見」。
２Ｒ、これ又不調者揃いで施行者には気の毒ですが「見」。
３Ｒ、自力型の本村・辻中が不振で又しても「見」。
４Ｒは主役の稲毛が平常心でなく、これも「見」。
５Ｒは、佐々木・志村の実力者での両立。
６Ｒ、松坂・成清・紺野のボックス。
７Ｒ、伊藤の早駆けを三谷ー西岡で一気か。穴は舘の捲りで原。
８Ｒ、３番手の大薗が貪欲に突き抜けての単。
９Ｒは、若武者竹内、無欲の逃げ切り。
１０Ｒ、村上から２着探し。
１１Ｒは、平原ー岡田ー稲村で買うか、吉田ー湊を狙うかの２本立てです。


初日
西武園記念の初日は年金直後にしては、川崎記念並の売り上げにはガッカリでしたが、 最終レースで三宅達也が落車した以外は無事に終了、失格審議はオールセーフで欠場者ゼロでした。
その中で最高に素晴らしかったのは、立川ダービーＶで、グランプリを決め、 賞金王争いを独走してる村上義弘の頑張りで、 松川高大が抑えて来るのが遅かった事もあり、鐘で突っ張り、そのまゝ押し切ったのは力と言うより、人気に対する責任感、本当に素晴らしい選手です。
競輪界の救世主をこれまでも、これからもずっと続けて欲しいと願ってます。
地元の平原康多は、性格なのか、後輩阿部大樹をギリギリ迄庇ったので、危うく園田匠に捲られそうに成ったけど、一踏みで合わせたのは流石。
しっかり内を締めて２着した岡田征陽も立派で大本命に貢献しました。

２日目は優秀戦がメーンですが、全員が準決の権利を有しているでは他のレースが狙い。
１Ｒは、緑川修平・長島大介の争いを捲る本村隆文。
２Ｒは、本命の山崎将幸ー成田健児は初日の出来が不安で見送り。
３Ｒ，怒りの志村太賀が千切り、２・３着は手広く。
４Ｒ、初日の失敗は繰り返さない稲毛健太で圧勝ムード、２着もベテラン金田健一郎。
５Ｒは、出来のよさなら無条件で、湊聖二の頭流し。
６Ｒ，準決か決勝で平原を引っ張りたい阿部大樹の単で筋違い。
７Ｒ，器用に走れる飯野祐太が連対の軸。
８Ｒ，竹内雄作の逃げを使う大塚健一郎で仕方なし、２着も竹内の前残り。
９Ｒは、先行１車、松川高大の逃げ切り。
１０Ｒは、穴なら中村美千隆です。


前検日
西武園記念の前検日、立川ダービーを制した村上義弘は元気に参加してましたが、
聞く処によればグランプリそしてダービーＶのダブル祝勝会の時に、
ご祝儀ドロにごっそり持って行かれたとの事。
金額より、善意を持って行かれたのもあり、それで浮かぬ表情をしてましたが、
自力のメンバーに何時も以上に引き締まった顔付きに成ってたのは事実。
不安は後を三谷将太と武井大介が競りに成り、逃げた時は捲りが見えない事のみ。
ならば、松川高大を逃がして捲れば、間違いなく人気を裏切る事はないと思います。

　一昨年は長塚智広、そして昨年は武田豊樹に優勝をさらわれてるのは平原康多。
今年は全日本Ｖでグランプリを決めての登場。
ダービーではよかれと思っていじったセッティングが裏目に出たので、
全てを戻し、全日本以上に仕上げた上に、前は平原の事を兄貴と慕ってる阿部大樹。
フレームは平原から貰ったものなら、死ぬ事に迷いはないし、
平原もそこまで後輩がやってくれたら出るしかないのでは。
３番手は、ダービーの後は沖縄で仕上げて来た岡田征陽。
脚もあるが、性格上、平原を抜く事は全く考えず、
露払いに徹し切れるレーサーなので本命党にはありがたい限り。
１・２着は大本命なので、３着は阿部を除いての総流しをお奨めします。

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二宮歩美の目指せっ！e-キャスター！！

武田あかりも負けるもんか

← 姫のブログはこちら



みなさん、こんにちは。
競輪リポーターの武田あかりです。



埼玉・所沢にある、西武園競輪場で、西武園記念が始まります。


今回の『武田あかりも負けるもんか！
』で、ご紹介するのは！



地元埼玉・阿部大樹選手。



競輪学校時代の取材でのこと。
『競輪学校に入る前から、同県の平原康多選手に憧れてた。いつか、平原選手の前を走る選手になりたい！！』
と。

そして、今回の地元記念にて、念願の平原選手と初日特選で、初連係に。

『もちろん、緊張はするけど、ずっとここをひとつの目標にやってきてたので、とても嬉しいです。』
と、答えてくれました。



そんな阿部選手のフレームをよ～く、見てみると。



『平原康多』の文字が！





『去年の夏頃、バセドウ病にかかり、調子をかなり落としてしまって、2ヶ月間、自転車をまたげず、練習も出来なかった。復帰できるかどうかも分からなかったし、不安で辛かった。
そんな中、まわりの先輩方がアドバイスしてくれたことが、本当に救われた。
そんな有難いアドバイスのひとつに、復帰直前、憧れの先輩・平原選手から、
“自分の自転車に乗ってみろ！”
と、平原選手のフレームを貸してくれ、練習もみてもらい、セッティングも出してもらった。
それ以来、このフレームを使わせてもらってる。』
と、語ってくれました。




そんなアドバイスや練習仲間との練習の成果もあり、調子を戻しつつある阿部選手！！
前期より、競走得点も10点アップ！！



競輪学校の卒業式に、
『先行なら、阿部大樹！！阿部大樹なら先行！！と言われる選手になりたい』
と、宣言してた阿部選手。


地元記念で、憧れの先輩の前で走る阿部選手に注目です。




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竹林一彦の競輪閻魔帳

竹林一彦

専門紙「アオケイ」記者。１９５８年生まれ。
「勝手に喋って聞く耳持たず」のGamboo・予想会も好評。

Gamboo生放送出演中！
出演情報
4月20日(土)20:00 Gamboo西武園記念展望出演！

三日目
★西武園駅と西武遊園地駅
競輪場は「西武園」、遊園地は「西武遊園地」が一応の最寄駅になるが両駅間は歩けない距離ではない。
夏休みともなると西武園下車で競輪客にプール客が混じることがある。
灰色のオヤジ集団に驚く女子高生の図はなかなかである。
なかには間違えて競輪場の方へ歩いて行ってしまい案内板の「競輪」の文字に驚き、
「キョウリンだよ、こっちは」と騒ぎ笑い合ったりしていた。
もうすぐ夏がやって来る。毎年黙っていても夏は来るが、
俺はいったいあと何回の夏を迎え過ごすことができるのだろう。
あれは何年前かの八月、
三日間の開催が終って競輪場の裏手の駐車場でエンジンも掛けずに車内でぼうっとしていた。
車券の成績が散々だったのか体が夏負けでもしていたか。
遊園地の方角から独特の歓声が届き振り返ると夕暮方の観覧車が綺麗だった。


二日目
★紙新聞の吹雪
500バンクの西武園記念だったと記憶するがもしかしたら京王閣の記念かもしれない。
最終の準決は◎某の捲りで一本被り、枠番連勝単式の車券は筋で百八十円、
どこに抜けても千円以下の配当だった。
しかし某は悪い癖が出て七番手不発、場内は騒然だ。
うなだれながら敢闘門まで引き揚げる某に容赦ない野次と紙新聞が飛ぶ。
一万二万入場の時代だから紙新聞の数も半端じゃない。
しかも捩じって投げ易くしているものだから某への命中精度もまあまあ高い。
某には辛いバンク半周となったが、紙新聞が放物線を描き吹雪のように舞うバンクは妙に綺麗だった。


初日
★西武園競輪場と水戸黄門

昔の西武園の〈特観席〉は入場料五百円、一階と二階がある白っぽい建屋だったと記憶するが怪しい。
朝一から競輪の折には特観の入場券を買った。
各競輪場、其処彼処に常連の顔があるが、西武園の特観には水戸黄門だった。
光圀公の旅装束そのままの翁が悠然と車券を買っていた。
穴場は特券（千円単位）、五百円券、百円券だったか五百円と百円の二種だったか。
好々爺は五百円の穴場にしか並ばなかった。
毎レースけっこうな枚数の車券を握っていたと思う。
笑い皺いっぱいの顔貌はまさに黄門様だった。
ふっほっほっほっとは喋らなかったけど。


前検日
★嗚呼！西武園競輪場

500バンクの西武園競輪場が400になったのは何年だったろう。
走路だけじゃなく全容がイタリア風の石を基調としたモダンな建築となり、
旧競輪場の面影を残すのは三コーナーと四コーナー間に聳えるスタンドだけとなった。
昔は西武線の〈国分寺～西武園〉直通電車が一時間に三本走っていた。
〈新宿～西武園〉もけっこうな本数だったと記憶する。
東村山駅（各方面からの乗り継ぎで停車時間があった）では威勢の良い売り子が車内に乗り込み
「青競」と「黒競」を捌いていた。
競輪場の入口付近ではガリ版刷りの予想新聞を百円で売る初老の男もいた。
商標は「シュミケイ」だったか「趣味の競輪」だったか……、記憶に自信がない。
手には切り抜いた日刊スポーツの競輪欄と専門紙、
場内すぐの売店でプラスチックのパックに二個詰めの赤飯握飯を必ず買った。
長髪痩身の若かった俺が金網越しを往く。

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