ミッドナイト競輪スピードチャンネル・スカパー杯(FⅡ)
選手インタビュー
A級決勝インタビュー
緒方将樹=前期、最後のS級戦は準優勝だった。今回も、連日、バックも取れているし、動けている。九州で結束してもらえるみたいだしライン4車。自分も含めて、みんなにチャンスのある自力勝負。
安東宏高=緒方君が強くておんぶに抱っこですよ。初日特選は3番手、準決は番手だったので。ここは九州で結束して4番手。2人の時は屋良君に世話になっているので。
三宅伸=凄く伸びるイメージもないけど、それ程、悪い感じもしない。多分、A級を走るのは32年ぶりらしい。気持ちが切れるまでは引退しないよ(笑)。みんな腫れ物に触る感じで気を遣ってくれる。地元同士の田上君の番手へ。
曽我圭佑=初日が初連係だった同県の緒方君へ。あの時は、走りが分からず、差す事が出来なかった。1回、一緒に走り、今度は問題ない。差せば優勝だし、全力で頑張りたい!
田上晃也=前回の地元ミッドは番手のレースで優勝だった。ここは緒方君との2分戦で、きついですね。伸さんと決められる様に自力勝負です。
屋良朝春=安東さんが3番手を譲ってくれて感謝。次、2人の時は恩返しをしたい。熊本コンビの後ろで離れない様に。
斉藤輝彦=緒方君の力が抜けている。シッティングで軽く行っている感じ。地元勢の後ろにいても、その後ろから緒方君が一気に行ってしまいそう。難しいけど単騎で決めずに。準決は最後方から2着に突っ込んだけど、あれは、たまたまですよ。
二日目勝因敗因
1R
1是永 幸寛
松田さんが早めに巻き返してくれたおかげ。1着権利だし、凄く嬉しいですね。昨日は絡まれて大敗だったけど、今日は絶好の番手なので。松田さんのダッシュも抜群だった。2松田 直也
ホームで、まだ野上君が踏んでいなかったから、そこは楽に主導権を取れた。是永君もタテ脚があるし、抜かれたのは仕方ない。それでも力を出し切ってワンツーなので。あとは、小さい虫がいて、それが口に入り、呼吸が苦しかった(大笑い) 。3川上 真吾
昨日も、今日も自分でやっているけど、車が進まない。見ての通りで力不足です。4野上 竜太
もっと踏んで上げておかないとダメですね。そこを一気に松田さんに行かれた感じです。ただ、平坂さんが入れてくれたので3着に入れた。5平坂 典也
野上君が頑張っているし、あそこは切り替えられない。それで、迎い入れた感じです。6瀬口 匠
昨日は松田さんの番手。今日は3番手。松田さんが良い仕掛けをやってくれたけど、付いて行く事が出来なかった。 ノーモーションで行ったので、踏み出しから離れていた。その後は、3番に持ってこられ、その後も平坂さんに持ってこられた。2R
1藤田 剣次
今日が45歳のバースデーだった。来期はS級だし、今期も取れる様に頑張りたい。今日は照屋君のスピードを借りて、外を鋭く伸びたと思う。あとは、オールガールズ、盛り上がって大成功だったと思う。レースも白熱していたし、ちょっと自分自身も感動した。あの売り上げなら、賞金をもう少し上げても良いし、下のレースの競走得点も上げれば、もっと良い大会になると思う。2花田 将司
残り1周をカマシに行ったけど、きつかったですね。だけど、力は出し切れたので。3照屋 将貴
とりあえず、一旦、切ってから考えようと。後ろが実績のある藤田剣さんだし、ライン3車だったので。 ただ、前と車間が空いてしまい、追い着かないかと思った(笑)。焦ったけど、ワンツーで良かったですよ。4藤田 晃英
花田君のカマシに離れなくて良かった。離れると迷惑をかけてしまうので。5河添 信也
前の2人はワンツーだけど、自分の位置だと厳しいですね。 前が遠くて、視界が悪かった。6岡崎 昭次
チャレンジだと気持ちの余裕があるけど、2班だと、それがなくなってしまう。あとは、ミッドだと勝ち上がりも厳しいし、点数も上げられない。7松本 充生
車番が悪いから、難しいですね。ブーメランにするか、叩くかも考えてしまった。3R
1関根 彰人
判断は高橋君に任せていた。完全に浮いたと思い、申し訳ないが切り替えた。そうしたら、彼は内に行き1着。3着だし、上に行けるかは、次のレースの結果待ち。2高塩 讓次
吉松君が行ってくれたのに、自分の技量不足ですね。 同期のよしみで、逃げてくれたのかも。もう誰も来ないと思い、吉松君を残しに行ったら、高橋君が来てしまった。2百勝にリーチだし残念。最終日に決めるか、次の地元宇都宮にとっておくかです。3宮本 龍一
行けると思ったけど、脚がなかったですね。杉山さんに申し訳ない。4篠崎 高志
高塩君が仕事をしやすい様に内を締めていたつもりですが…。吉松君も2周だし、きつかったと思う。5杉山 剛
宮本君が止まったから自分で行ったけど、脚がなかった。 喘息が出てから、肺が苦しいけど、走る分には影響ない。6吉松 賢二
スイッチが入れば逃げようと思っていた。逆に高塩さんに迷惑をかけてしまったかも。奈良のF1決勝は、良いメンバーだったけど小林泰正と恩田君でワンツーでしたね。
コラム一覧
日刊スポーツ評論家 山口幸二
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武田一康(たけだかずやす)
コンドル出版社代表取締役社長。熊本競輪情報協会会長。
昭和23年4月24日生まれ。通称『社長』『武田さん』
小学生の頃から競輪場へ出入りし、予想台に立つ父の英才教育のもと感性を磨き、有明工業高等専門学校を中退した後に19歳から予想業に携わる。
かつてはゴルフショップや喫茶店などを経営し栄華を極めていたが、ある失敗を機に、やはり競輪が天職と悟ってからは競輪一筋。
新聞業務は実弟で圭二氏(小倉競輪場キャスター、通称『専務』)、そして幸三氏との巧みな連係プレーで毎日とどこおりなく製作されている。
2014年4月に実の長男が本社入りしたことで念願だった後継者が登場。したがって隠居は遠のいたが、そのぶん やる気と責任は倍増した。
さらにコンビニネットでの新聞販売が容易となったことによる新規ファンの開拓も、記者魂を支える大きなモチベーションとなっている。
競輪歴50数年のキャリアに裏打ちされた莫大なデータと情報を基に、歯に衣を着せぬコメントで競輪界の矛盾や問題点を様々なかたちで洗いだしており、いわば業界のご意見番的存在。
熊本競輪場での場外車券販売がある限り、全国あらゆる競輪場へと足を運んでおり、年間300日近くの出張はここ10数年のルーティンワークだ。
「あちこち、ガタがきとるが、じっとしていられん性分ったい」と生涯“徹底先行”を貫く気構えだ。
口癖はもっぱら「おぉう、同年代の連中は、みんな定年やら引退やらで現場から離れてしまった」。
66歳を迎えた今もなお、時には2000グラムのステーキをペロリとたいらげ、昼間には甘々なまんじゅうをむさぼり喰い、毎朝約1時間の散歩をノルマと課すなど、ドMともいえるストイックさで心身ともに充実。
鋭い舌鋒も激しさを増すばかりで、e-SHINBUN1、2位の売り上げを誇るマンモス新聞を取り仕切る御大は、まだまだ手綱を緩めずにすべては競輪界発展のためにと健筆をふるっている。
趣味はゴルフで、年に数回の肥後カントリークラブでのラウンドを心待ちにしている。
あとはスーパー銭湯での骨休めは出張先でのハイライト。記念開催中など、競輪場近辺のスーパー銭湯で心地よい表情で湯船につかる武田社長の姿がよく目撃されているほどだ。
ほかにも愛犬の散歩にドラマ鑑賞と幅広く、とくにサスペンスドラマは大のお気に入りで土曜サスペンス劇場や松本清張シリーズは大好物だ。
競輪と共通する『推理』という要素が、御大の胸間を揺さぶるのだ。肥後のエグゼクティブ・武田社長の一挙手一投足から、これからも目が離せない。
令和4年6月30日
小松島記念の初日は、微風もあってそこ迄酷暑でなく無事に終了。目立って強かったのは地元の大ホープ、犬伏湧也。売り上げは木曜を考えたらやった方か、2日目は1日なので黙っていても馬鹿売れする日。14~15億迄行くのでは。そこで2日目もコンドルファンのために全レースヒントを。1R、山中秀将の捲りが狙い。
2R、竹内翼から中部コンビ。
3R、青柳靖起先頭の九州ラインで独占。
4R、中西大ー山口泰生で決まる組み合わせ。
5R、初日の原田研太朗は疑ってかゝるべきで「見」。
6R、狙いは川口雄太に任せた福島武士と先行1車、朝倉智仁。
7R、上野雅彦の逃げ切り。
8R、山田庸平ー小倉竜二ー久米良で決まり。
9R、眞杉匠の頭で北コンビ。
10R、太田竜馬ー阿竹智史で3着は手広く。
11R、佐藤慎太郎ー嵯峨昇喜郎に才迫開。穴は才迫から佐藤慎。
12R、松浦悠士・犬伏湧也のマッチレースで柏野智典の3着固定。
令和4年7月2日
小松島記念の3日目はほゞ単独開催で土曜と言う事もあり、15億近く売れて関係者もホッとされたのでは。最終日は日曜で裏はFⅡが2開催なら18億以上は期待出来ます。
極端な斡旋もあって今年も小松島記念は地元のオンパレードでも流石に4人はと成り、太田竜馬には阿竹智史―小倉竜二の師弟コンビと成り、支部長代行の室井健一は後輩3人の許しを得てラインの松浦悠士を他地区の選手にやれないで別行動。そこで山田庸平と眞杉匠は単騎に成り、中近は準決と同じで高久保雄介―志智俊夫。本命は太田・阿竹・小倉。松浦が心を鬼にして立ち向かった時にだけ力ある山田か眞杉の捲りにチャンス到来と成りますが、松浦の性格を考えたら世話に成ってる太田との潰し合いはやらないと判断するのが自然なのかも。その他のレースは大激戦ばかり。何とか的中させたいで予想してるので「コンドル」を活用して下さい。
次の仕事は4日初日の防府FⅠ。凄いメンバーの集まりは楽しみ。広島リズムの久米さんにお世話に成り、しっかりした新聞を提供します。
令和4年7月3日
小松島記念の最終日は荒れる組み合わせにしてはそこ迄ないと思っていたら、11Rで久島尚樹が捲りを決め、3連単11万越え、これで流れは一変したか決勝は前を取った太田竜馬が松浦悠士―室井健一の叩きで4番手で粘り、高久保雄介と併走するとは。結果としてこれが大失敗で高久保―志智俊夫で鐘発進したのを単騎の眞杉匠が2角捲り、飛び付いた志智と写判の勝負を制し、名古屋に続いて今年2度目の記念V。3着に松浦で3連単16万弱とはビックリしました。
明日からは防府FⅠ毛利賞が仕事です。
朝まるで弱い朝岡雪路、ヨコまるで弱い競輪選手
競馬、麻雀、釣り、ゴルフ、そしてエロ。『11PM』という、まさに夜の番組・男の番組が昔日本テレビ系列で放送されていた。開始早々「野球は巨人、司会は巨泉」と大橋巨泉が言えば「朝まるで弱い朝岡雪路です」と朝岡が返す。もうこんな書き出しも通用しないくらい過去の話だ。
十㍍しか踏めない(風圧に耐えられない)マーク屋はあたりまえのことで、絡まれると脆い、ヨコまるで弱い追込み屋も味と言えば味わいがある。が、ヨコを「まるでやらない」追込みとなると微妙な嫌気がおこる。
たとえば某(特別競輪を優勝したこともある選手だ)。三コーナをハコでまわってくる。別線の捲りがすぐそばまで。ちょこんと当たれば飛びそうなスピードにも思える。だけど絶対にというか、かたくなにヨコには動かない。被ってしまうの必定でもヨコはやらない・使えわない。一㍉もヨコには消費しない。脚力すべてを直線まで温存するのさ。そんな某の心の声が聞こえてきそうだ。そういえば、道中でマークをはずした某が直線だけでごぼう抜き、なんて画を何回も見ている。
ま、意志的にヨコをやらない。かわりに抜群の切れを持つ。これも味と言えば味だろう。だけど、まぁ、買いにくい選手が増えたものだ、と固陋の嘆きはむなしい。
竹林一彦(たけばやし・かずひこ)
一九五八- 東京生まれ、競輪育ち、予想紙「アオケイ」記者。
町田洋一
元祖・戦う競輪新聞として名を馳せた伝説的専門紙「アカギ」の唯一の残党記者。 現在はアオケイを主戦場に、e-SHINBUNの制作に携わり検車場レポートなどで取材、執筆活動中。
歯に衣を着せぬ激しくとめどない論調は、ファンが知りたい部分を包み隠さず伝えたいと言う想いから。 前橋の昼間の中継では硬派に解説し、ミッドナイトでは緩くニコニコ動画のいじられキャラを演じる。
打倒ヤマコウがモットーなのか!?
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